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Fleekdrive(フリークドライブ)とは?

「テレワークで安全にファイルを共有したい」「増え続けるファイルの管理が大変」「重要なデータを扱うのでセキュリティが心配」
このような課題を抱える企業が増える中、注目を集めているのが法人向けオンラインストレージサービス「Fleekdrive(フリークドライブ)」です。しかし、名前は聞いたことがあっても、具体的にどのようなサービスなのか、自社に合うのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
Fleekdriveとは、株式会社Fleekdriveが提供する、単なるファイル置き場にとどまらない、企業の共同作業(コラボレーション)を促進するために設計されたクラウドサービスです。
この記事では、Fleekdriveの基本情報から、具体的な機能、料金プラン、そして実際に利用しているユーザーの評判まで、初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説します。この記事を読めば、Fleekdriveが自社の課題解決に繋がるサービスなのかを判断できるようになります。
Fleekdriveが解決するビジネス上の5つの課題

多くの企業がなぜFleekdriveのようなサービスを導入するのでしょうか。それは、従来のファイル管理方法では対応しきれない、現代のビジネス環境特有の課題があるからです。Fleekdriveは、特に以下のような課題を解決に導きます。
- 課題1:ファイルサーバーの運用・管理コストと手間
自社でファイルサーバーを運用する場合、サーバー機器の購入費用、設置場所の確保、メンテナンスを行う専門人材、そしてセキュリティ対策など、多くのコストと手間がかかります。Fleekdriveなら、これらの管理をすべてアウトソースでき、情報システム部門の負担を大幅に軽減します。 - 課題2:テレワークにおける安全なファイル共有
テレワークの普及により、社外から社内データへアクセスする機会が増えました。しかし、VPN接続の不安定さや、セキュリティが不十分な状態でのファイル共有は情報漏洩のリスクを高めます。Fleekdriveは、場所を問わず安全かつスムーズなファイルアクセスを実現します。 - 課題3:メールでの大容量ファイルの送受信問題
デザインデータや動画、CADデータなど、大容量ファイルをメールで送ろうとして、送信エラーになった経験はありませんか?Fleekdriveを使えば、ファイルの実体を送るのではなく、共有リンクを送るだけで済むため、容量を気にせずスムーズにファイルのやり取りが可能です。 - 課題4:属人化するファイル管理とナレッジの散逸
「あの資料、誰のPCに入ってるんだっけ?」といった問題は、業務の非効率化を招きます。Fleekdriveに情報を集約することで、ファイルは個人のものではなく会社の資産として一元管理され、組織全体のナレッジ共有が促進されます。 - 課題5:厳格なセキュリティ要件とコンプライアンスへの対応
取引先や業界から高いセキュリティレベルを求められるケースも少なくありません。Fleekdriveは、金融機関や官公庁でも利用可能な国内最高水準のセキュリティを誇り、コンプライアンス強化にも貢献します。
Fleekdriveの主な機能【徹底解説】

Fleekdriveが多くの企業に選ばれる理由は、その多機能性にあります。ここでは、主な機能を「ファイル共有・管理」「セキュリティ」「業務効率化」の3つのカテゴリに分けて詳しく見ていきましょう。
1. 基本となるファイル共有・管理機能
オンラインストレージとしての基本的な機能が直感的に使えるように設計されています。
- ファイル/フォルダ共有:社内外のユーザーと安全にファイルを共有できます。共有相手ごとに「閲覧のみ」「編集可能」などの細かい権限設定が可能です。
- バージョン管理:ファイルが更新されるたびに、自動でバージョンが保存されます。「間違えて上書きしてしまった」という時でも、過去のバージョンに簡単に復元できます。
- プレビュー機能:Officeファイル(Word, Excel, PowerPoint)やPDF、画像、動画など、100種類以上のファイルを専用ソフトなしでブラウザ上で確認できます。
- ファイルリクエスト:取引先など、Fleekdriveのアカウントを持っていない相手からファイルをアップロードしてもらうための専用URLを発行できます。安全にファイルを受け取ることが可能です。
- 全文検索:ファイル名だけでなく、ファイルの中身(Word, Excel, PDFなど)も横断して検索できるため、目的の資料を素早く見つけ出すことができます。
2. 鉄壁のセキュリティ機能
企業の重要情報を守るため、Fleekdriveは多層的なセキュリティ対策を講じています。
- 詳細なアクセス権限設定:フォルダやファイル単位で、7段階の細かいアクセス権限(閲覧者、編集者、管理者など)を設定でき、部外秘情報の漏洩を防ぎます。
– IPアドレス・デバイス制限:許可されたIPアドレスや端末からのみアクセスを許可することで、不正アクセスを物理的にシャットアウトします。
– ウイルスチェック:アップロードされるすべてのファイルを自動でスキャンし、マルウェアの侵入を防ぎます。
– 電子透かし(ウォーターマーク):ファイルにユーザー名や日時などの透かしを自動で挿入し、印刷やスクリーンショットによる情報持ち出しを心理的に抑制します。
– 監査ログ:「いつ」「誰が」「どのファイルに」「何をしたか」という操作履歴をすべて記録。万が一の際の追跡調査や内部不正の抑止に役立ちます。
– 二段階認証:ID/パスワードに加えて、スマートフォンアプリなどで生成される確認コードの入力を必須にすることで、なりすましによる不正ログインを防止します。
3. 業務効率化を促進する独自機能
単なるファイル保管庫ではなく、「仕事を進める」ための便利な機能が豊富に搭載されています。
- Officeファイルのオンライン編集:ブラウザ上で直接WordやExcelファイルを編集できます。ファイルをダウンロードし、編集後に再度アップロードする手間がありません。複数人での同時編集も可能です。
- ドキュメントレビュー(校閲):ファイル上でコメントのやり取りや修正指示が可能です。メールでの煩雑なフィードバック作業から解放され、スピーピーディーなレビューが実現します。
- ワークフロー連携:Fleekdrive上で稟議書や申請書の承認フローを構築できます。ペーパーレス化を促進し、意思決定のスピードを向上させます。
- Salesforce連携:Fleekdriveの大きな特長の一つが、CRM(顧客関係管理)ツールであるSalesforceとの強力な連携です。Salesforceの顧客情報や商談情報と関連ファイルを紐づけて管理できるため、営業活動の効率が飛躍的に向上します。
Fleekdriveの料金プラン
Fleekdriveには、企業の規模や用途に合わせて選べる3つの主要な料金プランが用意されています。自社に最適なプランを選ぶための参考にしてください。
プラン名 | Team | Business | Enterprise |
---|---|---|---|
月額料金(1ユーザーあたり) | 900円 | 1,500円 | 4,000円 |
最低利用ユーザー数 | 10ユーザー | 10ユーザー | 10ユーザー |
ストレージ容量 | 10GB / 1ユーザー | 100GB / 1ユーザー | 1TB / 1ユーザー |
主な機能 | ファイル共有、バージョン管理、プレビュー、モバイル対応など基本的な機能 | Teamプランの全機能に加え、IPアドレス制限、監査ログ、全文検索など | Businessプランの全機能に加え、電子透かし、ウイルスチェック(任意)、ワークフローなど最高レベルの機能 |
おすすめの企業 | 小規模チームや部門単位での利用、基本的なファイル共有が目的の企業 | セキュリティを重視し、全社的な情報共有基盤を構築したい中堅企業 | 金融機関や上場企業など、最も厳格なセキュリティと内部統制が求められる大企業 |
※料金やプラン内容は変更される可能性があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
Fleekdriveの評判・口コミは?

実際にFleekdriveを導入した企業からは、どのような声が上がっているのでしょうか。良い評判と、導入前に知っておきたい気になる評判の両方を見てみましょう。
良い評判・口コミ
「セキュリティの安心感が他とは違う」
金融機関との取引が多く、セキュリティ要件が非常に厳しいのですが、FleekdriveはIPアドレス制限や詳細なアクセス権限設定ができるため、安心して利用できています。監査ログで操作履歴を追えるのも、内部統制の観点から非常に重要です。
「Salesforceとの連携で営業効率が劇的に上がった」
営業担当がSalesforceを見れば、その顧客に関連する提案書や契約書がすべて確認できるようになりました。これまでファイルサーバーを探し回っていた時間がなくなり、顧客対応に集中できるようになったのが大きなメリットです。
「テレワークでの共同作業がスムーズになった」
複数人で同じファイルを同時に編集できるのが便利です。誰かがファイルを編集中に他の人が開けない、といったファイルサーバー特有のストレスがなくなりました。レビュー機能で修正指示も明確になり、手戻りが減りました。
気になる評判・口コミ
「多機能すぎて最初は戸惑った」
できることが多い反面、導入当初はどの機能をどう使えば良いのか少し戸惑いました。社内で利用ルールを決めたり、簡単なマニュアルを作成したりすることで、徐々に浸透していきました。
「コストが少し高めに感じる」
単純なファイル共有だけのサービスと比較すると、月額料金は高めです。しかし、セキュリティ機能や業務効率化の機能を考えれば、トータルでのコストパフォーマンスは高いと感じています。必要な機能を見極めてプランを選ぶことが重要です。
Fleekdriveのメリット・デメリットまとめ

これまでの情報を基に、Fleekdriveを導入するメリットと、検討する上での注意点を整理します。
Fleekdriveを導入するメリット
- ✅ 国内最高水準の堅牢なセキュリティ:金融機関も採用するレベルのセキュリティで、企業の重要情報を守ります。
- ✅ Salesforceとのシームレスな連携:営業活動とファイル管理を一体化させ、生産性を向上させます。
- ✅ コラボレーションを促進する豊富な機能:オンライン編集やレビュー機能で、チームの共同作業を加速させます。
- ✅ 純国産サービスならではの安心感:日本語での手厚いサポートが受けられ、日本の商習慣に合った機能開発が期待できます。
Fleekdriveを導入する際の注意点(デメリット)
- ⚠️ コストが割高になる可能性:多機能・高セキュリティな分、安価なオンラインストレージと比較すると料金は高めの設定です。
- ⚠️ オーバースペックになる可能性:求めているのがシンプルなファイル共有のみの場合、豊富な機能を持て余してしまうかもしれません。
より高度な文書管理と電帳法対応なら「システムスペシウム」

Fleekdriveは、ファイル共有とコラボレーションにおいて非常に強力なツールです。しかし、企業の文書管理にはもう一つ、避けて通れない大きなテーマがあります。それが「電子帳簿保存法(電帳法)」への対応です。
Fleekdriveでもファイルの保管は可能ですが、請求書や契約書といった国税関係書類を電子データとして保存するには、電帳法の厳格な要件(真実性の確保・可視性の確保)を満たす必要があります。
「Fleekdriveを導入しつつ、電帳法にもしっかり対応したい」「契約書やISO文書など、特定の重要文書の管理をさらに強化したい」
もし、このようにお考えでしたら、ファイル共有ツールとは別に、文書管理に特化したシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
クラウド文書管理システム「スペシウム」のご紹介
そこでおすすめしたいのが、弊社が提供する電帳法対応クラウド文書管理システム「システムスペシウム」です。
「スペシウム」は、Fleekdriveのようなファイル共有の利便性に加え、企業の重要文書をライフサイクル全体で管理し、法的要件を遵守することに特化して開発されました。
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<スペシウムの主な特長>
- 電帳法に完全対応:電子取引データやスキャナ保存の複雑な要件(検索機能、訂正削除履歴の確保、タイムスタンプなど)を標準機能でクリア。安心して法対応を進められます。
- 契約書・ISO文書管理に最適:契約書の期限管理や、ISO文書の改訂・版管理、承認ワークフローなど、文書の種類に応じたきめ細やかな管理が可能です。
- 直感的でシンプルな操作性:誰でもマニュアルなしで使えるシンプルなインターフェースで、全社的な導入・定着をスムーズにします。
- 高いコストパフォーマンス:文書管理に必要な機能を厳選して搭載。多機能すぎて使いこなせないという無駄をなくし、リーズナブルな価格で提供します。
こんな企業様には「スペシウム」がおすすめです!
Fleekdriveとの使い分けや併用も視野に、以下のような課題をお持ちの企業様は、ぜひ「スペシウム」をご検討ください。
- 本格的に電子帳簿保存法への対応を始めたい
- 紙で管理している契約書や稟議書を電子化し、管理業務を効率化したい
- ISO認証の維持に必要な文書管理の仕組みをシステム化したい
- Fleekdriveは全部門で使いつつ、経理や法務部門ではより専門的な文書管理を行いたい
ファイル共有基盤としてFleekdriveを検討しつつ、文書管理の領域では「スペシウム」のような特化型システムを活用することで、より盤石な情報管理体制を構築できます。
ご興味のある方は、ぜひ下記の公式サイトで詳細をご確認ください。
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まとめ

今回は、法人向けオンラインストレージ「Fleekdrive(フリークドライブ)」について、その機能、料金、評判を詳しく解説しました。
Fleekdriveは、高いセキュリティと豊富なコラボレーション機能で、企業のファイル共有と業務効率化を強力に推進する優れたサービスです。特に、Salesforce連携を重視する企業や、厳格なセキュリティ要件が求められる企業にとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
一方で、電子帳簿保存法への対応や、契約書・ISO文書といった特定文書の厳格な管理といった課題には、「システムスペシウム」のような文書管理に特化したシステムがより高い効果を発揮します。
自社の課題や目的を明確にし、「ファイル共有」と「文書管理」それぞれの領域で最適なツールを選択することが、DX(デジタルトランスフォーメーション)成功の鍵となります。この記事が、あなたの会社に最適なサービス選びの一助となれば幸いです。